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体調を少々崩している。高熱の耐性はあるが微熱にはない。微熱と頭痛、つまり風邪か。検査が粗方終わって嬉しくて、夜中まで起きていたりしたのが原因と思われる。あまり酷くなると折角緩解に持ち込めた例の病気が増悪する恐れがある。また体重が40kg代に突入したり、中心静脈栄養(Intravenous Hyperalimentation)をされたり等、どちらも御免蒙る。

大体IVHの方なんて何度挿入に失敗されたか。胸だけでなく首までザクザク刺された挙句「無理ですね。またやりましょう」だなんてふざけている。栄養失調気味かつ脱水症状気味だったのだ、血管が収縮していて挿入しにくいのは当たり前だ。「患者の年齢が若いから余裕だろう」と舐めて掛かったのが見えて透ける。看護士の方々に相談していなければ、きっと再度IVHをされていただろう。一時間以上に渡り、太い針で何度も何度も刺され続けた患者の気持ちは考慮されない。確かに必要なことではあったろう。それは一応理解しているつもりだ。

しかし私は忘れられない。あの医師の言葉、表情を。にやにや薄ら笑いしながら「あれ入らないなー」「もう一回刺すよー」「おっかしいなあ」「なんでだろうねえ」「このラインだから……」「入るはずなんだけどなあ」、そして「やっぱり無理みたい、後の処置お願いね」と看護士に言って病室から出て行く時でさえその薄ら笑いは消えなかった。患者である私にただの一言も掛けることなく出て行った彼は、果たして医師なのだ。

「医は仁術」という言葉がある。理想の言葉、幻想の言葉のひとつだろう。現実の言葉ではない。少なくとも現在は。医者は「何をなおす」のか。人の体を直すのか。人そのものを治すのか。忠恕の精神はあれほど昔から奨められてきたというのに、未だに根付かない。所詮幻想の言葉なのだろうが、それでもやはり、幻想理想は追わなければならないと思う。

聖域の開放はまだ遠い。
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