FC2ブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

また夜になると書けなくなりそうなので再び朝っぱらに。……けど前にも書いた通り、朝書くってったってネタないんだがなぁ……(笑

ならばと得意の「思い付くままに推敲なし一発書き」で適当に書き連ねるテスト。文字に起こして始めて気が付いたけどコレ、まるでどうでもいい論説とか評論で字数稼ぐみたいだなぁ。やっつけ仕事だと確実にこれをやってるから気をつけるとしよう。

適当に近くにあった本を手に取ると「禅的生活」だった。著者は玄侑宗久氏。ネタになりそうだからこれでいくことにする。長くなるかもしれないな……(笑

(実際長くなったので以下は追記という形で)
今は亡き司馬遼太郎先生は「司馬史観」と呼ばれる独特の史観を示されたことでも有名だが、彼の人は確か、禅を「天才の道」というように表現されていた……と思う。散乱している本を漁ればその記述のある本も出てくるだろうがちょっと今は割愛させていただく。原文通りではないしろ、そうした記述があったのは確実だからだ。

私は禅について語れるほどの知識を持ってはいないが、しかし一度だけ「ああこれが悟りなのかな?」という境地に至ったことがある。まあこれは本来「妄想だ」と切り捨てるべきものなのだろうが、この時の感覚は今でも忘れない。より正確に言うならば「薄れた今なお鮮烈」であるということだ。

私が禅についてついばむ程度に学びだして暫く経った頃……今から二、三年前だろうか、自宅の窓越しに青空のある風景を見ていてふと「お悟りの境地」めいたものに襲われた。まったく唐突だった。

ただ眺めていただけの窓越しの風景。それが途轍もなく新鮮なものに見え(思い出せなかった何かを思い出したときの爽快感をより強力にした感じといえばわかりやすいか)、同時に自分の五感が瞬時に拡大され、五感の伝える感覚を完全に一度に把握できるようになり、処理できないはずの情報を頭が処理しているのを実感し……自分で自分を見ていないから正確にはわからないが、あの時の私は多分「忘我」の状態だったろうと思う。

もちろんそれを感じている瞬間は「感じているだけ」なので上記のようなことはわからず、ただありのままにそれを受け止めていた。その奇妙な感覚はしかし一瞬で消え(恐らく二秒程度、長くても五秒程度だ。しかし体感では十秒くらいだった気もする)、我に返った。瞬間的に「あれが悟りだ、あれが頓悟だ」と思いもう一度感覚を取り戻そうと集中するができない。何度試みてもできない。そこに見えるのは普段と変わらない風景であり、あんな目の眩むような印象はどこからどうみても受けられない。酷くがっかりしたのを覚えている。

「僕らは世界の一部なんだ」とか「僕たちを含めて世界なんだ」とか、その手の文章、言葉はよく目にしたり耳にしたりする。「何当たり前のこと言ってるんだ頭悪いんじゃないの?」とそれまで思っていたが(いや、今でも時々にはそう思う)、しかしあの感覚はそれを私の中で実感させてくれた。激しく実感させてくれた。吸い込まれるというか、一体感だ。空間そのものに埋没していく脱力感と同時に怒涛の情報が入力されて、くらくらするのに完全だ。あの感覚は「自分が世界の一部であること」を認識させるのに充分すぎる迫力を持っていた。

あれをもう一度感じたい。そう思って何度も座禅を組んでみたりもしたけれど、禅僧でもない自分が「只管打座」を掲げた所で意味はなく、結局あの経験を再び感じることなく現在に至ります。

熱くなってガガガーっと書き連ねてしまったけれど、あの感覚は凄いよ。本当に凄い。常識とか積み重ねてきた知識がゴミに思える。完全に「枠の外」だ。多分麻薬とかやるとアレが能動的に感じられるんだろうね。意味のない形で。そりゃダメになるわな。あの感覚は思い出そうとするだけで腹の底の方が(喩えですが)呻いてくらくらする。感覚は気持ちいいかもしれないが、あれは恐ろしい。

「漸悟」はなんとなくパラダイムシフトの衝撃である気がする。対して「頓悟」は存在の崩壊ではないか。だとするならばどちらも「悟り」ではあるが徹底的に違っている。「頓悟」の方が個人的には好きだなぁ。まあお手軽だというだけでもあるんだけど。お手軽ってったって悟れる悟れないは人それぞれで、だからこそ司馬先生は「天才の道」と呼んだんだろうけれども。

以上禅的用語のあまりない、個人体験に基づいた「禅」のお話でした。
スポンサーサイト


















管理者にだけ表示を許可する


| HOME |


Design by mi104c.
Copyright © 2019 つれづれ。, All rights reserved.


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。