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以前日記に書いた「百器徒然袋 雨」と一緒に買ってきた本がなかなか面白い。

誰がテレビをつまらなくしたのか。

テレビ、マスコミなどを低俗化させたのは、明らかに我々視聴者購買者、受け取る側の視線である。故に我々それぞれが考え方を正さねばならない。この本に書かれているのは当たり前と言ってしまえば当たり前のことだが、しかし忘れていることである。様々な場所からの過去の言葉を並べてくれているため、読ませてくれる。テレビ放送が始まってそこそこに問題視された事柄が、未だに問題視されているだけに留まってしまっているあたり、根は深いと思わされる。

チャンネルを回せば、何処かの放送局には必ず芸人が何人か出ていて、大声で馬鹿騒ぎしたり、馬鹿なことをやったり、他人を笑っている。「番組は番組、現実は現実」と割り切って観ている視聴者が一体どれだけいるだろうか。頭が呆けるのも当たり前だ。現実のガス抜きに多少馬鹿な番組があるのはいいが、あまりに馬鹿げた番組が多く、真っ当な番組が少なすぎる。NHKも民放を真似てか、芸人を出したりしてきているが、せめてNHKくらいはなんとか知的レベルを保ってもらいたいものだ。

芸人を否定するわけじゃない。常にこんなカタイことを考えながら生きている訳でもなし、頭を空にして笑える時間は大事だと思う。しかし最近テレビで見る芸人は、どうにも面白いと思えない場合が多い。番組内で内輪ネタで盛り上がってるのを見たときは放送局に抗議の電話を入れてやろうかと思った。番組は出演者が楽しむためにやっているのか、と。そして更に悪いのは、そうしたことをやった方が真面目な番組よりも視聴率が取れてしまうということ、つまり視聴者の程度の問題に帰結する。

日露戦争で勝った日本は「何故勝てたか」を整理しなかったため、「日本は勝てる」と教育された人間が大人になった昭和の時代、軍部が暴走したと言われるが、テレビであんな馬鹿騒ぎやドラマチックな恋愛話ばかりを見て育った人間が、果たしてどのような世界を作るのか。

先日友人と「最近見る面白い番組」について話をしている時、「『その時歴史が動いた』面白いよね」と言ったら「なにそれ?」と言われて愕然とした。確かに「Matthew's Best Hit TV」や「ぷっすま」も面白いけどさ。「らっせーらーらっせーらー」のとこは爆笑したけどさ。たまにはああいう番組を見た方が、自分のためにもなると思うんだけどなあ。

古人曰く、「何事にも先達はあらまほしきことなり」――だったっけ?
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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌


















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